• 株式会社サンリキュール サンリキュール GRP代表 羽田智宏

    まずはサンリキュールグループ全体像について教えてください。

    2010年に企業再生を目的に就任して以来、優良企業のM&Aとベンチャー支援を柱に取り組んできました。
    結果として、資本参加した11社すべて企業価値を向上できました。
    私たちは、長期的な視点での経営へコミットする”ハンズオン”型支援を重視しています。

    具体的にはどのような支援を行っているのでしょうか。

    単に買収するだけでなく、企業の文化や強みを尊重しながら、財務管理面や営業面でサポートします。
    事業承継が社会問題になっているため、優良企業の受け入れをM&Aを進める一方、
    有能な起業家を支援して急成長を促す仕組みを確立しました。

    営業や採用面でのメリットも大きいと聞きました。

    多彩な事業と応援してくれる株主やお客様や金融機関などたくさんの背景があるため、
    顧客提案や採用活動で話題を広げやすい点が特徴です。
    一定のスケールメリットが生まれ、営業・採用の両面を強化できます。

  • 株式会社サンリキュール サンリキュール GRP代表 羽田智宏

    今後はどのような成長戦略を描いているのでしょうか。

    経営理念や企業方針、社是、企業ポリシーに沿って、短期ビジョンを達成しながら、
    永続的な財閥、商社を見習い、企業価値を拡大したいと考えています。
    従業員を含むステークホルダー全員が幸せになる企業体を目指しています。

    現在の市場環境を踏まえ、具体的に取り組んでいることはありますか。

    様々な市場環境の変化に対応する企業体になるべく、主要会社7社の企業価値を伸ばすことに注力しています。我々は同志的結合イズムという(買収される側と買収する側が同じ志をもち、
    お互いを尊重しあうことで成長を目指すこと)を大事にしています。
    つまり、すべての会社の格付けを一流にすることをプライドとして運営をおこなっております。

    成功事例として印象深いものはありますか。

    人材派遣事業は、買収して1年で利益を12倍に伸ばした例や、
    直近5間のGRP純資産の年平均成長率が30%である例や、
    映像分野で有名大手企業クライアントを連続受注したケースなど、多彩です。
    いずれもお互いの強みを活かせる体制を作った結果だと感じています。

  • 株式会社サンリキュール サンリキュール GRP代表 羽田智宏

    グループ化による相乗効果についてはどのように考えていますか。

    お客様と一生のお付き合いができるライフタイムバリューを重要視しています。
    各社非常に喜んでいただけるサービスをもっております。
    よりバリエーションを増やすことにより、お客様に喜んでいただけると思っております。
    また、同じ志をもった企業群がふえることにより、様々なビジネスチャンスがひろがり、
    成長が加速できると考えております。

    経営者としての価値観や信念を教えてください。

    高い目標を掲げて、誰よりも努力し、“毎日反省と改善”を繰り返し、成長することです。
    時代を代表する二人の偉大な経営者から学んだこと、
    稲盛和夫さんから学んだ「人のために役立つ」姿勢も大きな原動力になっています。

    やりがいを感じるときはどんなときですか。

    企業再生、M&A、ベンチャー支援等、一見華やかに聞こえますが、実際には、相手方を尊重し、自ら誰にも負けない努力を行い、相手方に賛同をもらうことにより成長していくという精神的にも肉体的にもかなりハードな事だと実感しております。
    しかしながら、その結果、企業価値が拡大し、従業員をふまえ、ステークホルダーが幸せになっていると 実感したときにやりがいを感じます。

    最後に、グループ参加を検討している経営者へのメッセージをお願いします。

    我々の志に賛同していただき、共に切磋琢磨して成長していく仲間、同志を求めています!
    よろしくお願い申し上げます。