サンリキュールブログ

スマホ専用サイトはもうだめ時代遅れ?googleがレスポンシブサイトを押しな訳とは?

2017/12/19

こんにちはサンリキュールとーまです。
今日はインターネットを閲覧する74%がスマホになっている現状をふまえて、googleの本音をお伝えしたいと思います。
「モバイルフレンドリー」っていう言葉がありますが、今までgoogleは、パソコン専用サイトとモバイル端末(以下スマホ)専用サイトが別に存在している状態(別のURLがある状態)でも問題ないというスタンスでした。

URLが別だろうととにかくスマホに対応したサイトがあることが重要だったからですね!

しかしここに来て、googleが

「今後はなるべくレスポンシブサイトに」

的なことを言っているようです。
その理由について簡単にまとめてみたいと思います。レスポンシブサイトの推奨理由さえ理解できれば、今後サイトを運用していく上でヒントになる、はず!google的にスマホ専用サイトが不都合になってきた!?今googleはこんな感じでレスポンシブサイトにする理由を語っています。
“URL が 1 つなので、ユーザーによるコンテンツの共有やリンクが簡単になります。対応するパソコン用ページやモバイル用ページが存在することを Google のアルゴリズムに伝える必要がなく、ページへの※3インデックス プロパティの割り当てが正確に行われます。同じコンテンツのページをいくつも維持管理する手間が省けます。モバイルサイトでよくある誤りに陥る可能性を抑えることができます。
ユーザーをデバイスごとに最適化したページにリダイレクトする必要がないため、読み込み時間を短縮できます。

※1ユーザー エージェントに基づくリダイレクトはエラーが発生しやすく、ユーザー エクスペリエンスを損なうおそれがあります(詳しくは、ユーザー エージェントを正しく検出するをご覧ください)。

Googlebot(Googleの検索ロボット以下Googlebotと言う) がサイトを※2クロールするために必要なリソースを節約できます。同じコンテンツのページが複数存在すると、別々の Googlebot ユーザー エージェントが複数回クロールしてすべてのバージョンを取得する必要があります。一方、レスポンシブ ウェブ デザインの場合は、1 つの Googlebot ユーザー エージェントがページを一度クロールするだけで済みます。Google によるクロールの効率が上がると、サイト内のより多くのコンテンツが※3インデックスに登録され、適切な間隔で更新されることにつながります。”

※1ユーザーエージェント(UserAgent)とはウェブサイトに訪問する際「Google Chromeからアクセスしています」「iPhoneからアクセスしています」などのどんな環境でアクセスしているのかの利用者の情報のことを言います。
※2クロールとは、“crawler(クローラー)と呼ばれるインターネットの上にあるWeb サイトやホームページの情報をかき集めるロボットが、自分のサイトに来ること”です。
※3インデックスとは、簡単に言うと“クローラーが持ってきたWeb サイトやホームページの情報をGoogle に登録すること”です。


引用元:レスポンシブウェブデザイン
上記これら文章を、簡単にまとめると・・・
レスポンシブにする理由要約

①URL が 1 つなので、見ている、ユーザーがわかりやすい
 

②googleにスマホサイトがあることを伝える必要がなくなる
 

③ファイルが一個なのでサイトの更新の手間が省ける
 

④「PCサイトにあってスマホにないページがある」などのスマホ専用
サイトあるあるミスが回避できる

 

⑤リダイレクトされないから表示が早いし、ミスがない
 

⑥サイトが統一されればGooglebot がクロールしやすい
こんな感じです。

 

①②③はサイト持っている人のためのメリットですが④⑤⑥はもはやgoogleの都合です。


これらは、レスポンシブサイトにする理由として書かれておりますが、逆にいえばこれら特に④⑤⑥に対応していないスマホ専用サイトはgoogleの検索アルゴリズムにとって都合が悪いという意味ともとれますよね。④⑤⑥の理由の中で、④はスマホ専用サイト側で対応できますが、⑤も⑥もスマホ専用サイト側では避けようのない現象であり、対策はできない(しようがない)といえます。順位はともかく、googleの好みはレスポンシブサイトということで、
googleがこういうページを出している以上、いまからあえてスマホ専用サイトを作る理由もないといえるかもしれません。


google順位に関わるかは別として
googleの「好み」なのは
「スマホ専用サイト」ではなく「レスポンシブサイト」
であることは間違いと言えそうです。現時点では、さまざまな理由でスマホ専用サイトしか作れない状況がある場合、きちんとモバイルサイト特有の※3インデックス対策を施せば、大きな問題にはならないと思われますが、ただ今後はレスポンシブサイトへのリニューアルは前向きに考えたほうがよさそうですね。

さらに最近は・・・
“レスポンシブ ウェブ デザインに移行するメリット
レスポンシブ サイトに移行すると、今後のメンテナンスやレポート作成が簡単になります。すべてのページについて別々の URL を管理する必要がなくなるだけでなく、さまざまな手段や技術(国際化のための hreflang、高速化を実現する AMP、検索機能の向上に役立つ構造化データなど)も取り入れやすくなります。”
引用元:モバイル専用サイトからレスポンシブ サイトに移行する方法
↑こんな公式記事も出しているgoogle・・・
ただ専門的すぎてわかりづらい!!!
ですが「レスポンシブにして欲しい感」はとにかく伝わってきます。

リニューアルをご検討の方は是非下記URLを参考にしてみてください!
https://www.sunliqur.co.jp/s-let/